2021-04-07 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
柳田国男氏や渋沢敬三氏、折口信夫氏などの民俗学者の考える民俗をベースに、その中から行政が保護対象としたのが民俗文化財なのであります。 私が思うに、民俗文化財は、定義すれば、各地域の人々が上の世代から受け継いできた生活文化、民俗のうち、行政が保護対象としたもので、中でも無形の民俗文化財は、今を生きる人々の行為や言葉、感情などの形のない部分ということになると考えていますが、御見解をお伺いします。
柳田国男氏や渋沢敬三氏、折口信夫氏などの民俗学者の考える民俗をベースに、その中から行政が保護対象としたのが民俗文化財なのであります。 私が思うに、民俗文化財は、定義すれば、各地域の人々が上の世代から受け継いできた生活文化、民俗のうち、行政が保護対象としたもので、中でも無形の民俗文化財は、今を生きる人々の行為や言葉、感情などの形のない部分ということになると考えていますが、御見解をお伺いします。
民俗学者の柳田国男という人がいます。方言の研究が有名であります。京都から生まれた言葉が同心円のように周囲にどんどんどんどん広がっていくので、都から遠く離れたところでは、例えば東北と九州で同じ言葉が残っている、方言周圏論というのを彼は研究して日本の民俗学を打ち立てていった人でありますけれども、沖縄でも全く同じような言語があるんです。
それを一生懸命おやりになったのは、あの民俗学者柳田国男先生で、やはり主権者としての教育が足らなかったんだという反省をされたようです。それで、柳田国男先生自身が小学校の一年生から六年生までの社会科の教科書を一生懸命、ちょっと古いことですから間違いがあるかもしれませんが、そういうふうに私は記憶しております。
幾つか申し上げたいと思うんですけれども、先生が今お話しされたので、今思い出したというか、彷彿したんですけれども、宮本常一さんという、もちろんもうお亡くなりになっているんだけれども、非常に著名な民俗学者がおられて、旅する人でございますね、日本じゅうを足で歩き回って、それで調べている。
私の知る限りでは、農協も消費生活協同組合も、もともとは、例の大変有名になりました民俗学者の柳田国男さんが、昔、農商務省にいたときに産業組合というのをつくって、その産業組合が戦後農協と消費生活協同組合に分かれたはずなんですよね。ですから、考え方はどっちも同じなはずなんですよ。
これは、最近、宮本常一さんという民俗学者がブームになっています。これも、日本の社会の安定したのがよかったんじゃないかということに気がつき始めた人たちが私はたくさんいるんじゃないかと思います。 金融の、日銀総裁まで務められた渋沢敬三さんという人を皆さんは御存じだと思う。この方は最後に民俗学に傾倒されていかれるわけです。
今回、いろんな意味での全般的な国民の要請があってこの議論がされる、いろんな議論の中身が非常に根源的なものだ、そうなると、やはり歴史学者とか哲学者とか民俗学者とか、そういう全く法律に専門的でない方々に十三人の中の委員を占めていただいて、生活のありよう、国のありよう、社会のありよう等を論ずる中での司法のあり方ということを議論していただきたい、そういう人選を私は希望するわけなんですが、総理の御見解をお伺いします
著名な民俗学者でございます柳田國男先生、皆さんも御存じかと存じますけれども、この方の言葉でございます。「美しい村など初めからあったわけではなくて、そこに住む人が美しく住もうと努めて初めて美しい村になるのである。」至って単純明快な言葉でございます。現在を生きる私たちが、今何を思い、そして何を考え、何を夢見ていくかということによって、私たちの未来はつくられていくものでございます。
民俗学者の用語によりますと、普通の生活のことを褻の生活、お祭り騒ぎの一日を晴れの生活と呼んでおります。私どもも日常語でも晴れ着とか晴れの舞台などと申しますが、その晴れでございます。一年じゅういわば褻の生活が続いていて、一日か二日羽目を外します。この日は日ごろ決してしてはいけないようなことをする。
それから、こういう場合にはたとえば植物学者であるとか、あるいは民俗学者、考古学者、こういう人たちを呼んで、そこで対談を行う、こういうことによってたとえば文学の講義も非常に多彩に、そして有機的に行う、つまり立体的な授業が可能になるというふうに思います。
アメリカの女子の民俗学者がついこの間日本に参りまして広島の三原市のやっさ踊りを見たいということで、私は入学試験のために行けませんでしたが、かわりの者に案内させまして見せましたところが非常に喜んで、それから、ちょうど西浦の田楽が祭りのときであったものですから、ついでにそこを案内させましたところが、夜一晩を通ずる行事、祭りを見まして非常に驚いて感激したということを、きのう野上さんという国際交流基金の方からお
○受田委員 私は日本の民間行事の発達史――柳田国男さんは有名な民俗学者でありますが、柳田さんの出されたいろいろな著書、また私は柳田さんにも直接会っていろいろ意見も聞いてみたのですが、民間のあの自然のうちに発生した行事というものは、非常に根強いものがある。
そのためには特にこういう有名な民俗学者の御計画を早く附いて、それが着々集められて、而も系統的に保存せられるようにしなければならない。価格としては極めて低いものであつても、又数は多く民間に存在するものの中から集めるものでありましようから、選択等に標準が要ると思うのであります。そういう点で特にこの点には文部省も力を入れて頂きたいということを希望申上げます。